塗装を研磨する
塗装を研磨するということは、少なからず塗装を薄くするということ。
研磨をし、塗装膜が増えるということはありません。
国産車・輸入車は関係なく、100μ~130μ前後が平均値といわれる塗装膜。
その中でもクリアー層はわずか40μ前後で、磨ける範囲は10μ~20μが理想と言われます。
施工者が一度の施工で研磨する範囲は2μ前後で仕上げるのが主流。
熟練者ほど勘を頼りに研磨を進めるのですが、塗装状態のチェックや管理と、その勘をリセットするのに使用するのが膜厚計です。
平均値より膜厚のある R35 の作業です。
無闇な研磨は避け、それでも十分な艶の仕上がりです。
キズや陥没痕を気にするのはオーナー様では無く、磨き自慢をしたがる施工者かも知れませんね。
ご依頼をいただいたベストR様には、本日お引き渡しをさせていただきました。
この度もご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
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